合宿免許コラム
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違反者講習ってなに?どんな制度?料金は?

違反者講習ってなに?どんな制度?料金は?

違反者講習って?

違反者講習って聞いたことがありますか。通常、運転免許所を持っている人がある一定の軽微違反行為(前歴が0回で違反累積点数が6点である場合)をした場合、免許停止30日に該当してしまいます。しかし、ある一定の条件に適合している人に関しては、行政処分を課せられずに済む場合があります。その際に、行政処分の代わりに受ける特別な講習が違法者講習です。この違法者講習の受講対象者のことを違反者講習該当者と呼びます。

該当者になる条件

では、どんな条件の人が違反者講習該当者になるのでしょうか。それは、違反点数が3点以下の軽微な違反行為を繰り返してしまい、累積点数が6点になってしまった人です。しかし、いくつか例外があり、例えば過去3年以内に免停(保留)処分を受けた人や取消(拒否)処分を受けた人、違反者講習受講歴がある人などは違反者講習該当者にはなれず、行政処分が下されます。過去に道路外致死傷や重大違反そそのかし等をした人に関しても、違反者講習該当者として当てはまりません。 違反者講習の受講自体は任意ですが、受講することによって免許の累積点数6点分が点数計算から除外されて免許の停止をされない、免許の停止前歴とならないといったメリットがあります。

講習の種類

講習は、講習費や講習内容の異なる2種類あります。どちらも何かしら当日に体験によって学ぶ講習であり、午前から午後にかけて一日中講習があります。午前中は両講習とも共通して座学講習が中心となり、午後からの体験講習の差によって2種類に分かれています。まず1つ目が、実車による安全運転講習です。講習手数料は14,250円です。講義に加え、自動車等の運転や運転シミュレータの操作があります。一方2つ目は、交通安全活動体験講習です。講習手数料は10,250円です。こちらは、講義に加え、歩行者の安全通行補助活動や交通安全の広報活動、放置自動車の整理といった交通安全活動を体験するカリキュラムが準備されています。コース選択は、講習日当日に決めることができます。費用やその日の天気などを考慮して選ぶ人が多いようです。そして、どちらの講習も共通して最後に考査(感想文)を書きます。考査の内容としては、各体験講習の感想や運転適性診断結果から感じたこと、今後の安全運転への心構えなどについて記入します。違反者講習該当者は運転免許の停止がないため、違反者講習後に車などを運転して帰ることも出来ます。

まとめ

違反者講習は停止処分者講習と異なります。免許の行政処分を行う前に受講する講習であるがゆえ、行政処分の前歴として計算されず、点数計算からこの6点分が除外されることになります。しかしながら、こういった免除特典があるからといって違反して良いわけではありません。車を運転する以上、交通ルールを守り安全に運転しなければならない事には変わりはありません。自己中心的な運転をされる方に多いといわれる交通違反や交通事故、もう一度初心に戻り安全運転に心がけるようにしてください!

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